こんにちは、先日、私事ですが免許更新に行ってきました。
免許を取ってから早や13年、若い日の過ちで、ブルー免許が続いてましたが
今回、やっとゴールド免許になりました。
次の自動車保険の更新で、ゴールド免許割引で保険料が少し安くなります。やったね!!イヤゥオ!!
これからも気をつけて運転していきたいと思います
話が脱線しましたが、免許更新の講習でも出てきた空走距離と制動距離についてを取上げたいと思います
つい最近、免許をとられたばかりの方には自動車教習所で習ったばかりかと思いますが、おさらいで見てもらえたら幸いです
空走距離、制動距離とは何か?
ドライバーは危険を感じた瞬間に、ブレーキを踏むことはできません。
ドライバーが危険を感じ、ブレーキを踏むまでにおよそ1秒かかるといわれています。
ドライバーが危険を感じ、ブレーキがかかるまでに自動車がすすむ距離を①空走距離といいます。
また、ドライバーがブレーキを踏んでから停止するまでの距離を②制動距離といいます。
ドライバーが危険を感じてから停止するまでの距離である③停止距離は空走距離と制動距離を合わせた
距離です。
停止距離=空走距離+制動距離
時速60キロで走る自動車が1秒間に約17メートル進みます。
すなわち、時速60キロで走る自動車の空走距離は約17メートルになります
同じ速度でも、タイヤの状態や路面の状況により、停止距離が長くなります
① 空走距離 17m + 制動距離20m → 停止距離37m
② 空走距離 17m + 制動距離24m → 停止距離41m
③ 空走距離 17m + 制動距離28m → 停止距離45m
80キロの場合はどうでしょうか?
① 空走距離 22m + 制動距離36m → 停止距離58m
② 空走距離 22m + 制動距離42m → 停止距離64m
③ 空走距離 22m + 制動距離50m → 停止距離72m
高速道路だと100キロを出す場合があります。
100キロだと停止距離はどうなるでしょう?
① 空走距離 28m + 制動距離 56m → 停止距離 84m
② 空走距離 28m + 制動距離 66m → 停止距離 94m
③ 空走距離 28m + 制動距離 79m → 停止距離107m
上記の停止距離の図は、同じ車で条件を定めて、計測されたものであくまで参考ということです。
たとえば、疲れていて運転手のブレーキを踏もうとする判断が遅ければ空走距離が長くなり、結果、停止
距離が長くなってしまったり、
同じ速度で走っていても軽自動車と1BOXの車では車重の違いで止まる距離が変わったり、
同じ重量の同じ車種でも、タイヤが磨り減っていれば止まる距離が変わってきます。
タイヤが磨り減っている状態で、雨が降った場合のブレーキはとくに危険な状態になっています。
タイヤには溝がありますが、溝にはタイヤと路面の間に水の膜ができないようにする役目があります。
少々の水なら車体を支えるタイヤの圧力で水を押しのけることができますが、水が多くなるとタイヤの
圧力だけでは水を取り除くことができずに、タイヤと路面の間に水の膜を作ってしまい、タイヤがしっか
りと路面をとらえられなくなるので、タイヤに溝をつくるわけです。
タイヤは回転しながら、溝に水を抱え込み、遠心力で後ろへ水を排出しています。
しかし、タイヤが磨耗し、溝の深さも浅い状態になってしまったら・・・
排出できる水の量が減り、タイヤと路面には水の膜ができてしまいます。
そうなると、制動距離が伸びてしまい停止するまでに時間がかかってしまいます。事故のもとです
危ない目にあわないように気をつけたい点
①日頃からタイヤの点検を怠らないようにする
空気圧は足りてますか?タイヤの溝はじゅうぶんありますか?タイヤにヒビが入ってませんか?
タイヤにクギなど異物が刺さってませんか?
②車間距離やスピードに気をつける
前の車との車間距離は大丈夫ですか?細い路地から車や人が飛び出してくるかもしれません、スピード
を出しすぎてませんか?
③体調を整える
運転中に眠くなりませんか?睡眠足りてますか?疲れてませんか?疲れていると判断力が鈍くなります
やはり、事故を防ぐには普段から車のメンテナンスを怠らないこと、運転に集中することが大事だと思い
ます
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